猫を飼いたいけど「実際飼うのはしんどい、疲れるのでは?」と思っていませんか?
筆者は2020年にコロナが流行り外出できないなか、以前から飼いたかった猫を飼い始めましたが飼ってからは思った以上に大変でした。
そこで、猫を飼う前に知っておきたかった事をまとめてみました。
- 猫を飼うのはしんどい・疲れる?飼い主歴3年の本音
- 猫に飼い主がしているルーティン!
- 猫を飼うのはしんどい・疲れると感じた7つのこと
この記事を読むと、猫を飼ってからどんな毎日を送ることになるかがわかります。
飼ったあとに後悔したり、手放したりすることがないよう、参考にしてみてください。
猫を飼うのはしんどい・疲れる?飼い主歴3年の本音
我が家には2歳と3歳の女の子の猫がいます。
「猫を飼うのはしんどい・疲れる?」→「正直に、そういうときもあります」
後からくわしく説明しますが、簡単にいうと、猫を飼うと自分のしたい生活リズムでは生活できないということです。
猫を飼ったことがない方は「赤ちゃん」を想像してもらえればいいと思います。「赤ちゃん」は自分の言いたいことも言えないし、要求があれば泣くことしかできないですよね。
猫は動ける「赤ちゃん」のようなもの。要求があれば鳴くし、付きまといます。問題行動をとる子もいます。
「これして欲しい」と言えないためこちらがいろいろ考えてしてあげなければならないし、猫がいるために出来ないこと(旅行など)もあります。
それでも猫を3年飼って思うことは・・『猫を飼ってよかった!!」ということです。しんどい・疲れる時もありますが、それ以上の喜びやいやしを与えてくれます。
もし猫を飼うのを迷っている方がいましたら、つぎに書いている「飼い主のルーティン」や「実際に飼ってしんどい・疲れると感じたこと」を読んで、いけそうだと思ったらぜひ飼ってみてください。
猫に飼い主がしているルーティン!
愛猫のためにやっているルーティンは、『毎日やること』『定期的にやること』と『イレギュラー』に分かれます。
毎日やること
細かいことを上げるとまだありますが、毎日していることはおおむねこれくらいです。
- ごはんをあげる(うちは1日4回)
- 水を清潔なものに変える(1日2回)
- ブラッシング(長毛猫・しないと毛玉が出来る)
- 遊ぶ(1日15~30分)
- 愛情を伝えるためにふれる(1日10分~)
- はみがきと目ヤニをきれいに(寝る前)
- トイレそうじ(そのつど・2匹で1日6~8回)
- 家のそうじ(猫のために清潔に)
ごはんの回数は多いほうだと思います。本来は1日2回だと思いますが、これは「ちょこ食い」のうちの猫のペースに合わせているのと置き餌をしたくないため4回あげています。
トイレそうじは猫砂ならそこまでひんぱんにしなくても良いかもしれませんが、筆者宅はシート使用なのでそのつど片付けています。(匂いがしないのが利点)
歯磨きはぬらしたガーゼと水だけの歯ブラシでささっとしています。(猫用の歯磨き剤で問題が起きたことがあるため)
猫によってはもっとお世話が必要です(障害や病気のある子など)なので、筆者のルーティンは猫を飼っている中では楽なほうです。
当たり前ですが、1匹のときよりも2匹の方がお世話が大変です。猫が多くなればなるほどお世話にかかる時間はふえていきます。
定期的にやること
毎日やること以外にもこのような事も必要です。
- 爪切り(1か月に1回・長いと気づいたらすぐ)
- 肉球の毛カット(爪切りと一緒に)
- ベッドなどを季節に合わせて快適な状態にととのえる
爪切りと肉球のところの毛をカットは、爪が布製品にひっかかったり走っている時すべったりして、ケガにつながるので大事です。
ベッドなどを季節に合わせて快適な状態にする、には部屋の温度管理などもふくまれています。
お風呂は愛猫がイヤがって尋常じゃないほど暴れるので入れることは断念しました。シャンプータオルを使用したこともありますが、猫はきれい好きで毎日自分でキレイにしていますのであまり使う機会はないです。
イレギュラー
猫を飼っているといつものルーティン以外にもこんな事が必要です。
- 病院(なにかあればすぐ)
- おしりのまわりの毛をカット(長毛猫・汚れたとき)
- カーペット・床などのそうじ(吐いたとき)
- カーペット・バスマット洗濯(うんちされた時)
猫を飼っていると病院へ行くことはときどきあります。ヒモを飲みこんでしまったり、歯磨き剤やおやつが原因で尿石症にさせてしまったり色々ありました。病気や事故は予測できないので、なにか起きると大変です。
うちの猫はときどき毛玉を吐くので、そのつどカーペット・床のそうじは必要です。すべての猫が吐くわけではない(うちは長毛猫だけ)のですが、フードを吐く子もいるのでそういう覚悟は必要ですね。
うちの猫は2匹ともお腹がゆるい時になぜか1回目のうんちのあと、2回目はトイレ以外でします。理由は分からないですが、トイレは2つあって1つはキレイなのに、カーペットなどでするので困るときも。
猫を飼うのはしんどい・疲れると感じた7つのこと
筆者が、猫を飼ってしんどい・疲れると感じたことはこちらです。
- 粗相をされる(吐く・トイレ以外でうんちなど)
- 夜中に30分くらいずっと鳴く(1匹だけ・毎晩)
- 部屋が汚れる(抜け毛)
- 長時間の外出や旅行ができない
- トイレ掃除がめんどくさい
- おもちゃ・フード・猫グッズなどで部屋がせまくなる
- 遊んでほしい要求がすごい
猫を飼うと「かまってほしい」「遊んでほしい」という要求があります。これは毎日のことなので、しんどい時があります。どんなにかわいい猫でも毎日かまってほしいアピールがあるとうざく思ってしまいます。
実はその負担を減らしたかったのと、ひとりでも寂しくないよう2匹目の子を飼いました。(かまってアピールはへらなかったけど、毎日2匹で楽しそうに遊んでるので飼ってよかった)
その他しんどい時は色々ありますが、自分的にいちばんキツイのは「長時間の外出や旅行ができない」でしょうか。
もちろん、ペットホテルなどもありますがうちの猫では(怖がりなので)無理そうですし家族も近くに住んでいないのでそこは本当にガマンしているところです。
ほかにも「お金がかかる」とか「ソファーがボロボロになった」とかありますが、そこはしんどいとは思いません。むしろ「猫のために仕事がんばろう」と思えます。
猫を飼うのはしんどい・疲れる?まとめ
猫を飼いたいけど「実際飼うのはしんどい、疲れるのでは?」と思っている方に飼い主歴3年の本音や猫のお世話のルーティン、「猫を飼うのはしんどい・疲れると感じたこと」をまとめました。
猫を飼っていると面倒くさいことは正直いってあります。が、筆者は飼って後悔したことは1度もありません。
なぜなら、しんどさより「かわいい!いやされる!」という気持ちの方がだんぜん大きいからです。まいにち愛猫と、きゃっきゃしながら過ごしています。
この記事を読んで「しんどさが許容範囲内」と思ったあなた。ぜひ猫天国へと足を踏み入れてみませんか。